一戸建てを新築する際、多くの方が勘違いしている点があります。
それは、「家の建築費にカーテンレールの取り付け費用が含まれていない」ということです。
そのため、新築に引っ越したあとでカーテンレールがないことに気づき、カーテンをつけられないということも起こっています。
この記事では、新築住宅にカーテンレールを取り付ける際の費用などについてお話をしていきます。
新築の建築費にカーテンレールは含まれない?
この記事を読んでいる方の中には、新築一戸建てを検討している方もいるかと思います。
一戸建てを建てるとなれば、土地と建築費用だけで膨大な費用がかかりますよね。
そして、追加するオプションなどがあれば、その分お金がかかることになるでしょう。
そんなマイホームにかかる費用の中で、多くの方が勘違いしていることがあります。
そのうちの1つは、「建築費用の中にカーテンレールが含まれていない」という点です。
家であってもアパートであっても、窓にはカーテンが付いていますよね。
もはや当然ともいえることでもありますので、多くの方は家が完成したとき、カーテンレールも付いていると思い込んでしまうのです。
そのため、カーテンだけを用意し、いざ設置しようとしたときに「カーテンレールがない!」と、そこではじめて気づくケースもしばしばあるのです。
家の建築費用に含まれていることもあるようですが、多くの新築の場合、カーテンレールの取り付けはされていませんので、頭に入れておきましょう。
新築にカーテンレールがない!そんなときの応急処置法
新築したマイホームには、カーテンレールがついていないことがほとんどですので、オプションで付けたり、別の業者に依頼したりしなくてはいけません。
それではもし、新築に引っ越した日に、カーテンレールがついていないことに気づいた場合はどうしたら良いでしょうか?
ずっと外からの丸見えの状態で過ごすわけにはいきませんから、カーテンレールが取り付けられるまでは何らかの対策をしておかねばなりません。
そんなときにおすすめなのが、「突っ張り棒」です。
窓の枠数分の突っ張り棒を用意して、付ける予定のカーテンを突っ張り棒にかけておきましょう。
これで少しの間は、外からの丸見えを防ぐことはできます。
ですが、いつまでもこの状態でいるわけにもいきませんから、なるべく早く業者に依頼し、カーテンレールを取り付けてもらうようにしましょう。
カーテンレールの取り付けはどこがおすすめ?
新築住宅にカーテンレールの取り付けるには、
・オプションで付ける方法
・別の業者に依頼する方法
・自分で取り付ける方法
と、大きく3つの方法があります。
では、これらの方法のうち、どの方法がおすすめといえるのでしょうか。
人によって考え方に違いがありますので、どれが良いとは言えませんが、もし完璧な取り付けを求めるのであれば、ハウスメーカーのオプションで付けることをおすすめします。
オプションで付けると建築費とまとめることができ、住宅ローンで支払えることもメリットといえるでしょう。
もし、カーテンやカーテンレールにこだわりがないという方であれば、ホームセンターなどに依頼すると費用も抑えられるのでおすすめです。
より費用を抑えたいという方であれば、最も節約できるのは自分でカーテンレールを取り付けることですが、そもそもカーテンレールの取り付けにはどのくらいかかるのでしょうか。
次項で、カーテンレールの取り付け費用についてみていきましょう。
意外と高額!新築時のカーテンレールの取り付け費用
それではここで、業者に依頼し、新築の家にカーテンレールを取り付ける際の費用についてお話をしていきます。
カーテンレールの取り付け費用は、大きく3つの料金に分けられます。
ひとつずつご紹介していきましょう。
・採寸出張費用
カーテンレールの取り付けをする際、多くの業者は新築住宅に足を運び、採寸を行います。
自分で測って伝えても、必ず現地での採寸を行うようですので、この費用はかかると考えておいた方が良いでしょう。
業者によって変わりますが、4,000円ほどかかります。
・カーテンレール代
依頼する業者によって変わりますが、カーテンレールの取り付けを依頼するとき、「自社のカーテンレールの購入」を条件とする場合があります。
その場合は、カーテンレール代も一緒にかかりますので、選ぶカーテンレールによって費用も変動します。
ネットなどを見ても、1,000円~9,000円と広い価格帯です。
・カーテンレールの取り付け費用
そして、重要な取り付け費用ですが、これは選んだカーテンレールによって金額が変わります。
付けたいレールがダブルのカーテンなのか、それともロールカーテンなのかなどで、金額に違いがあります。
そして、これらの総額の相場は、4LDKの新築住宅の場合で60万円~100万円くらいです。
別途でカーテンも用意することになりますから、カーテンをつけるだけでも高額になってしまうことが想像できますね。
節約したいなら!カーテンレールだけでも用意しておこう
カーテンレールの取り付け費用をご紹介しましたが、意外と高額になります。
新築一戸建てともなれば、窓は1枚だけではなく何枚もあるわけですから、全部の窓にカーテンレールを取り付けるだけでも高額な費用といえます。
少しでも節約したいというのであれば、カーテンだけでなくカーテンレールも自分で用意することをおすすめします。
レールはネットで比較的安く購入することができるため、ハウスメーカーなどに依頼するよりもはるかに節約することができます。
そうすれば、採寸出張費用とレールの取り付け費用だけで済むので、節約にもつなげられます。
また、先ほどもお話ししましたように、「自社の商品を購入」を条件とする業者もありますが、レールの取り付け専門の業者もいますので、こちらに依頼するすると良いでしょう。
もし、取り付けも自分で行うのであれば、さらに費用を抑えることにもつながりますが、自分でできることなのでしょうか。
次の項でみていきましょう。
節約したいからといって自分で取り付けるのは避けよう!
土地代や建築費以外にも、発生する費用はまだまだあるため、カーテンレール代だけでも節約したいと考える方もいることでしょう。
そんなとき、「自分で取り付ければ節約できるのでは?」と思う方もいるのではないでしょうか。
たしかに、自分で設置するほうが安くすることにつなげられるかもしれません。
カーテン・カーテンレールの用意とこれらの取り付けを自分で行なったとき、かかる費用はおおよそ10万円くらいですので、かなりの節約に期待できますね。
しかし、カーテンレールを新築した家に自分で設置することはおすすめできません。
というのも、カーテンレールを取り付けて良いスポットというのが新築の家にはあるのです。
反対に取り付けにおすすめしないスポットもありますから、これらを把握せずに自分で取り付けるのは危険です。
さらに、下地にうまくカーテンレールが取り付けられていないと、カーテンの重みにレールが耐えられない可能性もあります。
もしカーテンレールの取り付けに失敗してしまっては、新築したばかりのマイホームも台無しになってしまい、目も当てられなくなってしまうでしょう。
このようなリスクを避けるためにも、節約したいからといって自分で設置することは避け、専門の方に依頼することをおすすめします。
家を新築するときはカーテンレールの取り付けを忘れずに!
新築時には、ほとんどの場合カーテンレールは取り付けられていません。
そのため、オプションや業者に依頼するなどして取り付けなくてはなりません。
完璧な取り付けを求めるのであればオプションで、費用を抑えたいのであればホームセンターなどで取り付けるのがおすすめです。
自分で取り付けるのが1番の節約ですが、専門の方に任せるほうが安心です。
引っ越してから気づくことのないよう、忘れずにカーテンレールを取り付けておきましょう。