窓の幅と高さの寸法の決め方!サイズを表す5桁の数字を解読

建物に設置されている窓には、どのような意味があるのかを意識したことがありますか?

窓には「彩光」「通風」「眺望」という3つの目的があります、

では、それらの窓の寸法はどのような観点から決めればよいのでしょう?

今回は、窓を設置する際の幅と高さの決め方、及び気をつけるべき点を詳しく解説します。

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家に必ずある窓!設置する意味は?

マイホームの建築が決まったとき、誰もが嬉しいものです。

途端に、家の間取り図の作成にとりかかったという人も多いことでしょう。

間取り図の作成のときに、あらためて気づかされることが1つあります。

それは、家の中には沢山の部屋が存在しているということです。

リビング、寝室、子供部屋等は2階への配置が定番です。

さらに、トイレ、バスルーム、キッチン等も忘れてはいけません。

そして、それらに必要なものがいくつかあります。

そのうちの1つが、窓です。

窓があることで以下の3つの利点が得られます。

①彩光

外から太陽の光を取り入れることが可能となります。

②通風

通風により、かせ通しを良くしたり、換気が可能です。

③眺望

家の中から外の景色を眺められるため、眺望性が良くなります。

そして、家にこれらの利点を取り入れるため、さまざまな幅と高さを持つ窓が存在しています。

その部屋の広さや方角によって、窓の種類と寸法を選べるのです。

さて、それらの幅と高さの寸法には、規格で定められた決まりはあるのでしょうか?

窓の幅や高さの寸法は比較的自由度が高く設置可能

実は窓の寸法は規格として決められています。

そして、それらの寸法は、メーカー各社で統一されているのです。

よって、それら規格に合う寸法から窓のサイズを選ばなければなりません。

しかし、この規格はかなりの種類が存在しています。

幅、高さともに、かなりの数がラインナップされているのです。

つまり、マイホームを建築する際に選べる窓の寸法は、ほぼ自由に好きな寸法を選べると言えるでしょう。

たとえば、細長い窓しか設置できなさそうな狭い壁は、上げ下げ窓等を選ぶとしっくり来る場合が多く存在します。

選ぶ窓によっては、屋内空間をお洒落にアレンジできます。

新築マイホームでの窓選びは、センスの良さの見せどころと言えます。

これを機会にいろいろな窓を知っておきましょう。

なお、特注のオーダーメイドの窓にする方法もありますが、今回の記事ではその部分の解説は割愛いたします。

窓の5桁のサイズ表記から幅と高さの寸法を読み取る

さて、実際に窓の寸法にはどのような規格があるのでしょう。

始めに、窓のサイズ表記について見ていきましょう。

窓の寸法の規格は、5桁の数字で表記された「コード番号」で区分されます。

実はその「コード番号」を一目見るだけで、幅と高さの寸法が分かるのです。

この「コード番号」の解読は非常に簡単なので、この機会にぜひ覚えて下さい。

○引き違い窓16511

最初3桁の数字が幅を表し、残りの2桁が高さを表しています。

幅は1cm単位、高さは10cm単位となるので注意が必要です。

つまりこの窓のサイズは、w1,650mm×h1,100mmと言う寸法と読み取れます。

「w」と「h」は幅と高さです。

同じように他の窓も見てみましょう。

たとえば、縦長の上げ下げ窓で06011と言う窓の寸法は、w600mm×h1,100mmの内法の窓となります。

ちなみにここでのサイズは、いわゆる内寸となる内法(うちのり)です。

実はこれにも理由があり、以下の通りの意味です。

・小文字の「w」「h」→内法(うちのり)
・大文字の「W」「H」→外法(そとのり)

こちらも覚えておくと便利ですので、ぜひ参考にして下さい。

窓の寸法はまず幅を決めてその後に高さを決める

窓のサイズの表記を読み取る際、幅は1cm単位、高さは10cm単位と言う話をすでにしました。

なぜ、このような表記にしているのでしょうか。

これは、高さの区分は10cm単位の数値のみで、幅には1cm単位の数値が出てくるという単純な理由からです。

たとえば、窓の高さは、h900mm、h1,100mm、h1,300mmと200mm毎に分けられています。

一方、窓の幅は、w1,330mm、w1,500mm、w1,600mm、w1,650mmのように比較的自由度が高く規格分けされているのです。

このあたりの理由から、幅1cm単位、高さは10cm単位での表記となっています。

同時に、窓の寸法は横幅を先に決めると言う考え方にもつながるのです。

①設置する場所はどのくらいの幅か?

②どのくらいの高さの窓を設置したいか?

窓はこのような流れで設置するタイプを決めます。

言い方を変えれば、幅は部屋の壁のサイズに合わせて決定し、高さは比較的好みで決められる、と言えるでしょう。

窓の高さを決める際の注意点

では、窓の高さは、一般的にどのような基準で決めれば良いのでしょう?

当たり前のことですが、家が完成してしまった後では窓の寸法を変更するのは不可能です。

よって、設計段階でしっかりと検討する必要があると言えます。

ここでは、窓の高さを決める際、必要最小限の気をつけるべき点をいくつか紹介しましょう。

①窓の高さは同じ寸法で揃えることを基本とする

リビングルーム等の広い空間には、複数の窓を設置することが一般的です。

腰高窓の場合、高さがまちまちだと仕上がりの見た目がかなり不自然になります。

部屋が変われば高さを変えてもさほど影響はありませんが、基本的には同じ高さに揃えるようにしましょう。

また、床からの高さも同じ位置に合わせるように設置して下さい。

②その場所に合った寸法の窓を設置する

窓はその場所に合ったタイプと寸法を選ぶことが大切です。

例として、トイレにはh300mmの縦滑り出し窓、キッチンにはh500mmの引き違い窓、と言うような感じで選ぶと良いでしょう。

③安全への配慮も忘れない

2階の窓を人間が簡単にまたげるサイズにしたら、どのようなことが起きるでしょう。

非常に危険な窓になるので、手すりを付ける必要が出てしまいます。

彩光面積や眺望性を意識しすぎるあまり、気が付いたら低すぎた…等ということの無いように注意しましょう。

窓を設置するときのポイントを理解して窓選びを

その他、窓の選び方のポイントをいくつかご紹介します。

○不必要に窓の種類を変えない

窓には沢山の種類と寸法が存在し、さまざまな幅や高さが存在します。

それを良いことに、不必要にやたらといろいろな窓を設置するのも考えものです。

凝りすぎるあまり、バランスの悪い部屋にならないように注意しましょう。

○必要の無い場所に無理して窓を設置しない。

窓が必要な最大の理由は、「彩光」、「通風」、「景観」の3つです。

この3つの目的が果たせる場所に、窓を設置することが大事です。

実際に工事に入る前に、もう一度よくシミュレーションしてみましょう。

○プライバシー保護や防犯性への配慮も大切

窓を設置するだけで、少なからずプライバシーと防犯への対策が劣ってしまいます。

よって、それらの部分への配慮は必ず必要です。

幸い、各メーカーでは、プライバシーと防犯に配慮した窓のオプションを多数、開発しています。

窓の目的を理解してセンスある家づくりを!

家にとって窓は非常に大切な存在ということがお分かりいただけたかと思います。

窓の目的を理解した上で、幅や高さの寸法を検討し設置しましょう

施工が終わった後ではすでに時遅しということになってしまいます。

窓を設置する際は、設置場所の環境や目的に合わせることを心がけるようにしましょう。

そして、場所に合わせたお好みの窓により、センスの良いお洒落なマイホームを実現してください。