アパートの隣人への挨拶はどうすれば?状況に応じた判断を!

アパートに引っ越しをする際、皆さんは隣人への挨拶はどうされていますか?

アパートでの挨拶をどうするのか、これは年齢や家族構成にかかわらず、個人によって違いがあるようです。

最近では、一軒家であっても挨拶をしない方がいるようですので、一概に挨拶するべきしないべきという論争は不毛なものかもしれません。

こちらでは、アパートにおいての隣人挨拶をどうするかについてご提案していきます。

アパートの隣人への挨拶!必要?必要ない?

新しくアパートに引っ越してきた場合、隣人への挨拶をどうするか悩むところですよね。

最近では挨拶をしないのが当たり前という風潮も強く、挨拶をすることによって発生するデメリットも考えると躊躇してしまう気持ちもあるでしょう。

そもそも、挨拶はなぜするのでしょうか?

アパートにおいての挨拶の意味は、

・隣人などにこういう者が引っ越してきましたと覚えてもらうこと
・迷惑をかけることがあるかもしれないこと

を伝えることではないでしょうか。

ひと昔であれば、「引っ越してきたのに挨拶にも来ない!」と憤られることもあったかもしれませんが、防犯事情などから挨拶をしないということが浸透してきている現代では、挨拶をするかしないかは自分目線で判断していいことなのかもしれません。

挨拶が必要か必要でないかは、こちらの状況+アパートの環境や状況によって判断していけば良いのではないでしょうか。

まとめると、挨拶が必ずしも必要かと言えば、そうではないということです。

ファミリータイプのアパートなら隣人には挨拶を

アパートでの挨拶に関して、家族構成によっては挨拶をしておいたほうが良い場合があります。

それは、赤ちゃんや子供がいるようなファミリータイプのアパートの場合です。

赤ちゃんがいる場合、赤ちゃんの泣き声は昼夜問わずに起きるものですので、どうしても周囲に迷惑をかけてしまう状況に陥りやすくなります。

赤ちゃんがいる毎日はなかなか大変なうえに、隣人へ迷惑をかけていないか気にするのは心苦しいですよね。

それであれば、引っ越し時に隣人への挨拶を済ませておくのが得策です。

挨拶をすることによってこちらの誠意が伝わりますし、顔見知りとなっておけば赤ちゃんの泣き声などにも寛大な気持ちになってくれるケースもあります。

また、子供がいる場合なら挨拶は是非行っておきたいところです。

子供が家で遊んでいる場合、声が大きくなったり足音でドンドンうるさくしてしまう傾向があります。

気を付けるように言っていたとしてもなかなか収まるものでもありませんので、必然的に隣人や階下の住人に迷惑をかけてしまうことでしょう。

子供を躾けると共に、隣人などへの挨拶は済ませておくことが大切です。

隣人だけじゃない!アパートの2階では階下に挨拶も

ここでは、ファミリータイプのアパートの他にも挨拶を行っておいたほうが良い例をお伝えします。

それは、アパートの2階に住む場合です。

アパートの2階はすぐ下にも部屋があって住人が住んでいますので、足音などを含む自分の生活音がダイレクトに伝わりやすいことがあります。

気を付けているつもりでも、知らず知らずに階下の住人に迷惑をかけている場合もあるのです。

そのため、2階に住む場合は隣人だけでなく、階下の住人にも挨拶するほうが良いでしょう。

また、階下に音を響かせない努力も必要です。

足音がしているようなら、スリッパを履いたり防音マットを敷いたりすることで対策しましょう。

扉の開閉や椅子を引く音などもうるさく感じられますので注意してください。

加えて、掃除機をかける時間帯にも気を付けていきましょう。

隣人への挨拶は必要ない!?挨拶を避けたほうが良い例

ここまでは、アパートに住む場合において、挨拶をしたほうが良い例をご紹介してきました。

隣人などに迷惑をかける可能性が高い場合は、積極的に挨拶を済ませておいたほうが安心でしたね。

こちらでは、挨拶を避けたほうが良い例をご紹介していきます。

挨拶を避けたほうが良い例、それは「女性の一人暮らし」の場合です。

女性が一人暮らしだと分かって直ちに犯罪に繋がることは多くないと思いますが、女性が一人で挨拶をしに行くということは、防犯上の観点からもわざわざ一人暮らしであると告知していることになります。

そして、そこを狙って犯行を計画する人間も存在していることを覚えておかなければならないでしょう。

単身用のアパートならご近所付き合いが希薄である可能性が高く、挨拶をしないからといって嫌な気分になる住人も少ないことと思います。

そのため、一人暮らしの女性からの積極的な挨拶は避けられたほうが良いと言えるのです。

ただし、たまたま玄関を出た時に顔を合わせた際には、軽く挨拶をしたほうが良いかもしれません。

近付きすぎず、遠すぎずの自然な対応が一番望ましいでしょう。

アパートで挨拶をする場合!どこまでする?

アパート住まいで挨拶をしようと決めた場合、隣人を含めたどこまで挨拶をすれば良いのでしょうか?

挨拶する範囲は、基本的には両隣と上下の部屋になります。

実際に挨拶に伺った方の例では、アパート自体が少ない戸数だったため、同じ階の人全てに挨拶したというお話があります。

その辺りは、アパートの環境や住人の雰囲気から察することができるかもしれませんね。

また、自分が挨拶しておきたいということであれば、どれだけでも挨拶をしても良いでしょう。

ただ、挨拶をした後の住人の反応はそれぞれです。

大半の方は、挨拶に来てもらえて嬉しく感じるようですが、なかには挨拶自体を迷惑に感じたり、居留守を使って対応してくる住人もいます。

このように挨拶に対して負のイメージを持っている住人だと感じたら、あまり何度も訪問することは避けましょう。

住んでいれば自然と顔を合わせることもあるかもしれませんので、その時を狙って挨拶しても良いですね。

あとは、不動産会社の方にどういう住人が住んでいるのか聞いてみることもおすすめです。

挨拶時の手土産は何がおすすめ?

アパートの隣人などに挨拶に伺う際、何か手土産があったほうが恰好が付きます。

それでは、手土産としてはどのようなものがおすすめでしょうか?

基本的には受け取る相手が負担に感じないようなものであれば、どのようなものでもOKです。

あまり高額なものだと、受け取った相手がお返しをしなければ、などと余計な気を使わせかねません。

一般的な手土産としては、タオルやせっけんなどの日用品があります。

アレルギー体質の方も多いことから、ナチュラル素材のものがおすすめです。

香料が強かったり敏感な方もいらっしゃいますので、その点には気を付ける必要があるでしょう。

お菓子なども手土産ではよく挙げられますが、最近では見知らぬ他人からもらったものを口にするのを避けるような方も見受けられます。

このことからも、食品などは避けたほうが無難かもしれません。

高額でなくナチュラル素材のもので探してみてください。

何を渡すかというよりも、挨拶時の一連の習慣と考えて選びましょう。

隣人との人間関係の第一歩がうまくいくと良いですね。

アパートの隣人への挨拶は状況次第で決めよう

アパートの隣人への挨拶は、必ずしも必要かと言えば最近ではそのようなことないようです。

ただ、ファミリータイプのアパートや2階に住む場合には、隣人などに迷惑をかける可能性があるため、挨拶に伺ったほうが安心でしょう。

なお、挨拶を避けたほうがいい例として、単身の女性が挙げられます。

最近では挨拶をしないことが失礼に当たらないことも多く、挨拶をすることによっての犯罪を心配するのであれば、必ずしも挨拶は必要ないでしょう。