新築は窓の大きい解放的なリビングに!デメリットにも注意!

念願のマイホームを購入する際、リビングの窓もチェックポイントの一つです。

特に、採光や風通し抜群の大きい窓は、贅沢に景色を眺めることもでき、解放感のある家として高い人気があります。

しかし、窓の大きいリビングはメリットばかりでなく、様々な面でデメリットも併せ持っているため、よく検討した上で選ぶことが大切です。

この記事では、大きい窓のメリット・デメリットについて詳しくお話していきます。

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解放感溢れる窓の大きいリビング!現代の立ち位置

ハウスメーカーのCMやカタログなどでは、窓の大きいデザインの家を見ることが多く、その解放感のあるリビングには多くの方が魅了されています。

大きい窓によってフルオープンになったリビングは、実際に近年の注文住宅でも少なくなく、建築家たちは積極的な窓の活用を図っています。

このような大きい窓のデザインは、日本の古い民家にも同じように見ることができ、「掃き出し窓」という大きな空間から採光や風を最大限に取り入れる形になっています。

しかし、視界が開けた広々とした眺望は、住宅がひしめき合った現代の都市部では難しく、プライバシー確保の観点からも望ましいとは言えません。

そのため、大きい窓のリビングは自然豊かな郊外に向いており、住む地域も限られてきてしまいます。

また、高気密高断熱の住宅が台頭する現代において、大きい窓は実用性に欠けることについても指摘されています。

では、リビングの窓を大きくすることについて、そのメリット・デメリットを次項から詳しく見ていきましょう。

大きい窓があるリビングのメリットは?

ではまず、窓の大きいリビングのメリットについてご説明していきましょう。

・最大限の採光

大きい窓は、太陽光を最大限に取り入れることができ、家全体を明るい印象にすることができます。

また、早朝の日光浴は朝の目覚めもより気持ちの良いものにしてくれます。

・風通しの良さ

日本の風土の一つに多湿が挙げられますが、湿気の多い住まいはカビの温床になります。

湿気を増やす原因は、料理や洗濯物、お風呂など様々なため、大きい窓からの換気はカビ対策に有効と言えます。

・外部とつながる解放感

大きい窓は、プライベートな室内と外の自然とを密接につなげることができ、リビングの空間をより広く見せる効果があります。

また、窓を開け放つことでさらに自然との一体感を高めることができます。

・景色の眺望

自然豊かな地域であれば、美しい景色を見渡すことができます。

以上のように、大きい窓は窓本来の役割を最大限に活かすことが可能です。

ゆとりのある住まいの実現は、住む人々の心も豊かにしてくれるでしょう。

大きい窓のデメリットとは?リビングの防犯性

大きい窓のリビングは、窓本来の役割を十二分に享受することができ、自然との一体感を持てるメリットがあることが分かりました。

では次に、肝心のデメリットについて一つ一つ詳しく見ていきましょう。

まず1つ目のデメリットは、防犯面やプライバシー確保が難しい点です。

大きい窓は眺望性に優れている分、カーテンを開ければ外からの視野も広くなります。

そのため、前述したようにプライバシーの確保は難しく、密集した住宅地においては不向きなデザインと言えます。

また、侵入者にとっても室内をじっくり観察するにはうってつけの窓と言え、侵入の助長をしてしまう場合があります。

万が一のことも考慮し、窓を防犯ガラスにするなど、セキュリティの強化を図ることが必要です。

断熱性能が低下する!?大きい窓の夏冬事情

大きい窓の2つ目のデメリットは、断熱性能が望めない点です。

前述したように、近年では気密性・断熱性の優れた住まいを目指す住宅メーカーが多く、夏冬快適な暮らしを求める顧客の人気を集めています。

一般的な住まいにおいて、主に熱の出入り口となっているのは「窓」で、熱の逃げ道のおよそ50%が窓にあたります。

夏は冷気を外に逃がすと同時に、暑い外気の熱を室内に取り込みます。

その一方で、冬は暖めた室内の熱を外に逃がし、寒い冷気を室内に取り込んでしまいます。

そのため、気密性・断熱性の優れた住宅は、精度の高い建材や断熱材を使ったり、窓の気密性を高めることで快適な省エネ住まいを実現しています。

つまり、リビングの窓を大きくすることは、夏はより暑く、冬はより寒い住まいにしてしまうのです。

断熱性能が望めなければ、夏も冬も冷暖房設備をフル稼働しなければならないどころか、その効率もダウンします。

したがって、冷暖房の電気代も高くなることが想像でき、決して省エネとは言えません。

大きい窓にはお金と手間がかかる!その費用とメンテナンス

リビングの窓を大きくする3つ目のデメリットは、費用とメンテナンスです。

窓は大きいほど当然費用も高くなります。

また、防犯面のことも考慮すると、防犯ガラスの設置も検討しなければならず、さらにコストは増大します。

それに加え、前述したように大きい窓の住まいは断熱性も下がるため、それにかかるエネルギーコストも踏まえると、全体的な費用は無視できません。

そのため、断熱性を備える窓ガラスを選ぶこともコストを下げる一つの方法で、ランニングコストから見れば費用削減につながるはずです。

また、窓ガラスのメンテナンスにも手間と時間がかかります。

ガラス面が大きいと、特に外に晒された外側のガラスは土埃や汚れが付着するため、放置してしまうと外観が悪くなります。

したがって、定期的に窓の掃除を行うことが必要で、その窓の種類に合わせた適切な掃除方法をしなければなりません。

以上のように、リビングに大きい窓を設けることは想像以上にコストがかかり、メンテナンスにも気を払うことが必要です。

解放感や明るさが魅力の大きい窓ですが、同時にこれらのデメリットについてもよく知っておく必要があります。

大きい窓からの熱ロスを防ぐ!断熱性を備えた窓ガラスに

これまでに、大きい窓のリビングについて、そのデメリットをご説明してきました。

大きい窓の問題としては、一番に断熱性が気になるポイントですが、このような熱ロスをできるだけ防ぐ方法があります。

それは、前述した断熱性を備えた窓ガラスの設置です。

熱を逃がさない窓ガラスの種類には、主に「トリプルガラス」や「ペアガラス」が挙げられます。

この2種類のガラスは、2~3枚のガラスで層を作り、その中に空気を封入したもので、断熱効果を高める空気層を生み出します。

これによって、外気による室内への温度変化を軽減し、外気の侵入を防ぎます。

また、より断熱や遮熱に特化された窓ガラスとしては、「Low-E複層ガラス」という特殊な金属膜加工を施したものがあります。

「Low-E複層ガラス」とは、「低放射(Low Emissivity)」の意で、窓ガラスを透過する赤外線や紫外線放射の熱を反射します。

タイプには「遮熱タイプ」と「断熱タイプ」の2種類があり、遮熱タイプは室外側に使用し、断熱タイプは室内側に使用します。

つまり、夏の暑さを軽減したい場合は、放射を遮る「遮熱タイプ」、冬を暖かく過ごしたい場合は、熱を逃がさない「断熱タイプ」がおすすめです。

もちろん、大きい窓なのでコストもその分高くなりますが、空調のランニングコストを考えれば、長期的にはトータルコストを安く抑えることができると言えます。

窓の断熱に対する機能を高めたい方は、各メーカーでチェックしてみてください。

購入後に後悔しないために

窓が大きいリビングは、自然と一体した大空間を演出することができ、採光や風通しの面でも魅力的です。

しかし、その解放感がかえって防犯面や断熱性能に影響し、それに伴い費用も増大してしまいます。

住宅購入後に後悔したのでは遅いため、このようなデメリットについてはあらかじめよく理解しておく必要がありますね。