木造・軽量鉄骨造の耐用年数はどのくらい?住み心地の差は?

住宅を建てることを考えた時、木造・軽量鉄骨造どちらにするか悩む方も多いことでしょう。

どちらにするか悩んだ時に、耐用年数に着目して決めるという方もいるかもしれません。

そもそも、耐用年数とは何なのでしょうか。

また、木造・軽量鉄骨造の住み心地に差はあるのでしょうか。

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木造・軽量鉄骨造のどちらにも関係する「耐用年数」とは?

住宅を建てることを考えた時に、「耐用年数」という言葉を聞くことになるかもしれません。

日常生活ではあまり聞かない言葉ですので、何なのか分からないという方も少なくないでしょう。

木造・軽量鉄骨造に関係なく、建物というのは造られてから時間が経つと劣化していきます。

そのため、建てられたばかりの頃よりも「財」としての価値が下がっていきます。

このことを「減価償却」と言います。

この減価償却を行うにあたり、「どれくらいで減価償却を終えるのか」ということを決めなければなりません。

その「どれくらいで減価償却を終えるのか」を定めた期間が「耐用年数」というわけです。

減価償却が終わると、帳簿上での資産価値はほぼゼロになりますが、必ずしも耐用年数が過ぎたために住めなくなってしまう・使えなくなってしまうというわけではありません。

木造・軽量鉄骨造などの建物でご説明すると分かりにくいかもしれませんので、具体例を車であげてみます。

車の耐用年数は通常4~6年とされています。

耐用年数が過ぎると、査定する際には査定額がほぼゼロになります。

しかし、この4~6年が過ぎても車が壊れて動かなくなってしまうということは、めったにありませんよね。

現に10年、20年選手の自動車は日本中どこでもよく見かけます。

これが木造・軽量鉄骨造の建物でも言えることなのです。

軽量鉄骨造の耐用年数はどれくらい?木造とは違うの?

先ほど例にあげた車では、耐用年数は4~6年でした。

では、木造・軽量鉄骨造の耐用年数はどれくらいなのか気になるところです。

建物に関しては、その造りによって耐用年数は変わってきます。

以下で建物の構造別に耐用年数をまとめました。

・木造…22年
・軽量鉄骨造…27年
・重量鉄骨造…34年
・鉄筋コンクリート造…47年

一般的な一戸建てで用いられることの多い構造は、木造と軽量鉄骨造です。

ちなみに、鉄筋コンクリート造はマンションなどで使われることが多いです。

一戸建てを建てることを考えた時、もしかしたら住み心地について考えることはもちろん、耐用年数の長さに注目して、どんな構造の住宅にするか考える方もいるかもしれません。

次項からは、木造・軽量鉄骨造それぞれの住み心地に着目してみていきましょう。

木造より耐用年数は長い!軽量鉄骨造の住み心地

これまでアパートなどで用いられることの多かった構造である軽量鉄骨造は、近年では大手ハウスメーカーを始め、一般的な住宅で用いられることも多くなってきました。

木造よりも耐用年数が長いことから、「丈夫なのでは?」と考える方も多いことでしょう。

現在の建物は、構造に関係なく、震度7までの地震に耐えられる構造でなければならないと決められています。

このことから、木造でも軽量鉄骨造でも、耐震性に大差はありません。

また、住宅で生活をしていて、気になるのは「防音性」でしょう。

軽量鉄骨造のアパートでは、よく「騒音が気になる」などといった声を聞くかもしれません。

しかし、それは遮音物がきちんと使われていないためです。

軽量鉄骨造は、鉄骨を組み合わせて造っている構造ですので、構造そのものに防音性はありません。

そのため、グラスウールなどの吸音材・緩衝材を使うことで床・壁の吸音性を高めます。

近年では、優れた吸音材・緩衝材の開発が進められているので、防音性は高くなってきています。

また、熱伝導率が高いことから、断熱効果がどうしても低くなってしまい、冷暖房の効きが悪くなってしまうというデメリットもあります。

そして室内外の温度差から結露ができてしまいやすいので、防錆対策をしておく必要があります。

木造は軽量鉄骨造より耐用年数は短いけれど快適!

木造は耐用年数が最も短く、軽量鉄骨造の方が丈夫なようなイメージを持たれやすいですが、日本では住宅に昔から木材を使っているだけあって、快適な住み心地を期待できます。

まず、木造では「家が勝手に湿度・温度の調節を行う」というメリットがあります。

木造の住宅に使われる木材は、自然のものですよね。

木材は、そのものが気温や湿度に合わせて空気中の水分を吸ったり吐いたりします。

また、鉄骨に比べ熱伝導率が低いので、外気の温度の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい住宅にしやすいのです。

そして軽量鉄骨造よりもコストが低いので、比較的安価で建てられることもメリットの一つとして考えられます。

しかし、自然の建材だからこそのデメリットもあります。

例えばシロアリです。

これは、木造特有の問題であるため、留意しておく必要があります。

リフォームで木造・軽量鉄骨造の耐久年数は変わる!耐久年数とは?

木造・軽量鉄骨造には「耐用年数」が設けられていることは、ここまでのご説明でお分かりいただけたかと思います。

この耐用年数は法律で決められているため、伸ばしたりすることはできませんが、「耐久年数」はリフォームを行うことで伸ばすことが可能です。

「耐用年数」と「耐久年数」は似ているため、「同じようなものである」と考える方もいるかもしれませんので、耐久年数について簡単にご説明していきます。

先ほどもお話したように、耐用年数は法律で決められた期間です。

対して耐久年数は、大手ハウスメーカーを始めとする住宅メーカーが独自のテスト・判断をすることで、「その建物をどれくらい使っても大丈夫か」ということを定めたものです。

こちらも、この期間が過ぎたからといって、住めなくなったり使えなくなってしまうわけではありませんので安心してください。

耐用年数は変わらないけど耐久年数は変わる!リフォームの内容は?

木造・軽量鉄骨造の耐用年数は伸ばすことは難しいですが、耐久年数はできれば長い方がいいですよね。

先ほどもお話したように、リフォームをすることで耐久年数は伸ばすことができます。

日本の約70%を占める木造では、耐用年数は22年とお話しました。

これ以上長く、快適に住むためにも、リフォームは必要になることが多いでしょう。

多くの方は築20~30年程でリフォームを検討し始めます。

例えば、どのような場所をリフォームするのかというと浴室やキッチン、トイレといった水周りであることが多いです。

これらの場所は、新築されてから約10~15年ほどで不具合が生じてしまいやすい場所なのです。

また、ボイラーなども約10年が寿命とされており、これらの入れ替えとともにリフォームを考えるという方も少なくありません。

快適に長く住むためにも、リフォームは行っておく方が賢明でしょう。

耐用年数にとらわれずに住み心地で決めよう

住宅を耐用年数のみで決めるとするならば、おそらく木造よりも軽量鉄骨造を選ぶ方が多いかもしれません。

しかし、耐用年数はあくまでも「目安」です。

住宅には、長く住むことが考えられますから、住み心地の良さなどに注目して決めていきましょう。

また、今後のリフォームについても考えておくこともおすすめします。