空室対策!マンション外観をおしゃれにするには外壁を塗装!

築年数が経過するごとに、マンションは内装だけではなく外壁なども劣化していきます。

マンションの第一印象は、外観で左右されることも多いです。

そこで、マンションの外観をおしゃれにするべく、外壁を塗装して入居率アップを目指してみませんか?

マンションの外観で入居率が変わる!?

入居希望者が物件を探すとき、賃料や立地、築年数などの諸条件の希望を元に出されたマンションの内装や外観の写真をまず目にすることが多いでしょう。

そこから選別して、内見に行かれるのではないでしょうか。

第一段階として、ここで内見希望が多い・少ない物件に分かれます。

と言いますのも、物件の写真によって印象が大きく左右されるからです。

同条件の物件でしたら、内装や外観が綺麗でおしゃれな方を誰もが選ぶのではないでしょうか。

さらに、内見の際は、外観でその物件の印象がまた変わってきます。

ここでも、やはり綺麗でおしゃれな外観の物件の方が人気が高いことでしょう。

つまり、マンションの外観によって入居率にも影響を与えているかもしれないということなのです。

最近、空室率が上がって苦慮されているのであれば、思い切って外壁を塗装してみてはいかがでしょう。

マンションの外観をおしゃれにすることのメリット

マンションの外観をおしゃれにすることで、内見者からの印象が変わり、もしかしたら空室率が緩和されるかもしれません。

そして、外壁を塗装しなおすことで、さらにメリットが生まれるのです。

それはずばり、「マンションの耐久性の向上」です。

外壁の塗装が剥がれてくると、マンションの劣化の速度が速まると言われています。

外壁を塗装することで、マンションを紫外線や雨や風などから守ることができるようになります。

つまり、外壁を塗装することでおしゃれになるだけではなく、外壁を強化することもできるようになるということです。

ですから、外壁の塗装に関しては定期的に行うことをおすすめしたくもあります。

しっかりとメンテナンスしておくことでマンションをより長持ちさせることができ、さらにはマンションの資産価値を保つことにもなります。

マンションの外壁塗装は築何年くらいが目安?

それでは、マンションの外観の印象をおしゃれにするべくリフォームするとしたら、築何年くらいたったころがいいのでしょうか?

はっきりと「築○年」と言えるものではないのですが、一般的には築10年ほど経過すると外壁のメンテナンスが必要と言われているので、10年を目安にするといいでしょう。

その中でも、緊急性の高いことがらは下記のとおりとなります。

●外壁にヒビ

外壁のヒビ割れが浅い場合、塗装することで修繕することができます。

しかし、奥深くまでヒビ割れがある場合は、マンション全体の強度に影響があることもあります。

その場合は早急にリフォームすることをおすすめします。

●外壁にサビ

外壁にサビがある場合は、将来的にマンションの基礎などに影響を及ぼすことが考えられます。

こちらも、早めにメンテナンスすることをおすすめします。

●外壁に白い粉

外壁を触って白い粉が手につくようであれば、外壁が紫外線などにより劣化していることが考えられます。

そこからヒビ割れになることがありますので、こちらも早めにメンテナンスを行いましょう。

●コーキングの劣化

建物のつなぎ目には、ゴム状のものが埋められています。

このことをコーキングと言うのですが、コーキングは経年劣化することでヒビ割れが生じることがあります。

そうすると、そのヒビ割れから雨水が入ってしまうことがあるので、早めのメンテナンスが必要となります。

マンションの外観をおしゃれに!外壁メンテナンス工事の流れ

マンションの外観をおしゃれに変えるべく外壁のメンテナンス工事をする場合、どのような流れとなるのでしょうか。

①準備

・施工計画をたてる
・各所届出
・住民への説明 など

②足場工事

・足場の設置
・落下の防止対策 など

③工事

④施工箇所確認

⑤足場解体

⑥工事完了

おおまかに、上記のような流れとなります。

マンションの外壁工事の場合、足場の設置もそうですが、工事自体の工程もたくさんあります。

例えば、下地補修工事やサッシ周りなどのコーキング工事、防水工事などです。

そのため、マンションの外壁メンテナンス工事は「大規模修繕」ともなるので数か月かかることが多いでしょう。

一般的に、50戸未満のマンションでも2~3か月の時間を要することが多いと言われています。

マンションをおしゃれな印象の外観にするには外壁の色が肝心!?

マンションの外観の印象を左右する要素としては、「色」が大きな割合を占めるのではないでしょうか。

マンションの外壁をおしゃれにするために、がらりと色を変えてみるのもおすすめです。

しかし、色を選ぶ際は、どのような層の方を入居者のターゲットにするかで多少違いがあります。

例えば、学生であればどうでしょう。

これまで無難な色だった外壁を、学生に好まれるような明るい色にすることで内見者数に違いが出てくるかもしれません。

また、ファミリー層がターゲットであれば、優しい印象のあるベージュにすると、よりいい印象を持たれるのではないでしょうか。

サラリーマンなどの単身者向けのマンションであれば、シックにブラウンもいいかもしれません。

共通して言えるのが、ピンクや赤などの奇抜で目立つような外壁の色は避けた方がいいということです。

特定の層には支持されるかもしれませんが、入居率を上げたいのであればなるべく万人受けするような色を選ぶことをおすすめします。

施工会社を選ぶ際のチェックポイント

マンションの外観をおしゃれにするために外壁を塗装するとなると、業者に工事を依頼することとなります。

その施工会社を選ぶ際のチェックポイントをご紹介していきましょう。

まず、一つの業者に絞らず、数社を比較してこれまでの実績をチェックすることをおすすめします。

また、見積もりをしてもらって、あまりにも工事費用が安い場合は耐用年数が予想以上に短い可能性があります。

使う塗料によって、耐用年数は大きく異なります。

そのため、どのような塗料を使用して外壁塗装を行うのか必ず確認するようにしましょう。

そして、工事完了後に生じた不具合に関してどのような保証があるのかも重要なチェックポイントです。

外壁の塗装工事は、法的には保証の義務はないとされています。

ですから、業者ごとでこの保証に関しては差がありますので、事前に確認するようにしましょう。

保証の有無もそうですが、保証の年数もあわせて確認しておくことをおすすめします。

さらに、工事費用が500万円以上の見込みとなる場合は、「建築業の許可」を取得している業者でなければ依頼することができません。

これは建設業法で定められているので、500万円以上かかりそうな工事の場合はこの件に関しても事前に確認が必要です。

空室対策にはマンションの外壁を塗装!

マンションの空室率の高さにお悩みであれば、外壁を塗装して外観をがらりと変えてみることをおすすめします。

外観がおしゃれになることで、内見者から見たマンションの第一印象はよりいいものになるのではないでしょうか。

また、外壁を塗装することでマンションの耐久性アップにもつながります。

マンションの資産価値を保つためにも、できれば定期的に外壁のメンテナンスを行うことをおすすめします。